2月15日 新人戦1日目

 5年生を中心とした新チームのスタートの大会、連盟新人戦です。
 6年生の力に頼ることはできません。新しいメンバーでの船出、どんな結果が待っているのでしょうか?!

【2回戦:VS 西富エイト】
 新人戦の初戦は、1回戦シードのため2回戦からのスタートとなりました。
対戦相手は、西富エイトさんです。好投手を中心としたよくまとまったチームです。秋に行われた5年生大会の準決勝で対戦し、なんとか勝利することができましたが、どちらに転んでもおかしくない試合でした。
 それから数カ月経ち、お互いに経験を積んでの再戦。緊張感のあるスタートでしたが、幸先良く先制し、最終回までに4点をリードする展開。最終回に2点を返されはしたものの、なんとか逃げ切り準決勝進出を決めました。


3月14日 新人戦2日目
【準決勝:VS 富岡FG】
 初戦から1カ月の間をおいて、新人戦の2日目、準決勝、決勝が行われました。少しずつ、春の雰囲気を感じられるようになってはきましたが、まだまだ、肌寒い1日でした。
 準決勝の相手は富岡FGさんです。
 先行のフレンズは、初の一番バッターで起用された迅太がいきなりの3ベースヒット。二番洸樹のピッチャーゴロの間に先取点を取ります。その後、三番旭、四番絹一朗の連続ヒット。相手のミスも絡んで3点を先制します。
 守りでは、「エース(予定?)」の旭が好調なスタート。三者三振に切って取ります。
 フレンズはその後も3回に2点、4回に5点を追加し、投げては旭が4回で8奪三振を奪うピッチングで4回コールド10対0で決勝進出を決めました。

【決勝:VS 釜利谷フェニックス】
 決勝の相手は、釜利谷フェニックスさん。圧倒的な力を持つエースピッチャーY君を中心としたチームという印象です。Aチームの試合でもY君の剛速球に対して、手も足もでないという印象でした。
 試合は序盤から投手戦になりました。
 先行のフレンズは、相手エースピッチャーの剛速球を前に、3者連続三振に倒れます。
 その裏の守備、相手の先頭バッターはエースで強打者のY君。Y君が打席に立つだけで対戦チームにとってはピンチと言っても過言ではありません。しかし、ピッチャー旭は臆することなく、攻めのピッチングを展開します。ボールが2球続いた後、二つのファールで追い込み、高めの速球で三振を奪います。「エース(予定?)」がエースになった瞬間でした。その後、一つのフォアボールを出すも、初回を無失点でスタートすることができました。
 その後、2回、3回と両投手の好投によりお互いに3者凡退が続きます。特にフレンズは、相手エースY君の前に、3回までに四番絹一朗がチェンジアップをなんとか当てたセカンドへの小フライのほかは、9人中8人が三振に取られるなど、まったく手も足も出ないという内容。こういう展開では、守備で我慢するしかありませんが、旭も負けじと3回までに6三振を奪う力投。緊迫した試合展開となります。
 4回の表、フレンズの攻撃、迅太がバッターボックスに入ります。このところ、打撃の成長を感じる迅太。3回までにフレンズは、3球しかバットに当てていません。なんとかしてバットに当ててほしい、そう願っていた矢先、なんとか食らいついた打球は、一・二塁間へ。ファーストが飛び出し、セカンドのベースカバーが間に合わず、内野安打。初めてのヒットがでました。このチャンスを何とかモノにしたい!その思いがフレンズベンチに溢れます!
 迅太は、二番洸樹の時にスチール!! 盗塁成功!! さらにワイルドピッチで三塁まで進みます。「もうここしかない!」フレンズベンチ一丸となった応援がさらにボリュームを上げていきます!!!
 ここでバッターは三番旭。金沢スターズに五年生で選抜されたのは、旭とY君の二人だけ。最高のライバルです!お互いに闘志に火花を散らす中、初球……、まさかのワイルドピッチでフレンズが一点を先制します。
 その後、5回はお互いに三者凡退。いよいよ最終回です。フェニックスさんは、先頭打者に代打を出しますが、旭は冷静にこれを三振に抑え1アウト。ここで迎えるのは、エースで強打者のY君。この試合、最大の見せ場です!
 一発のあるY君を相手に、慎重かつ強気のピッチングをする旭でしたが、5球目、レフト線に痛打されます。長打かと思った瞬間、レフトの迅太がうまく回り込んで捕球!シングルヒットで抑えます。
 ここで監督N村がタイムを取って、マウンドに選手が集まります。フレンズ選手全員の心臓がバクバクしていたに違いありません、そして、母達の悲鳴にも似た声援が続いています。
 タイムがとけ、1アウトで一塁にY君。打者は二番バッター、中軸へとつながる場面、Y君は足もあります。いろんな作戦が考えられるフレンズにとっては大ピンチです。
そして、二番バッターの4球目、Y君が走ります!!
ボールは、高めにそれるボール球。それをキャッチしたキャッチャー絹一朗はセカンドに送球!ショートの絢一朗がカバーに入ります!!
「アウトッ!!!!」審判のジャッジ。監督のN村が立ち上がり、その後ろにいた筆者はほぼ何も見えない状態。しかし、ただただ両手を天にむけて突き上げていました。フレンズは最高のスタートを切りました!
さあ、球春到来。これからどんなドラマが待っているのか、乞う、ご期待!!

2023.1.6

予定表更新

 

 

新着情報