2014 金沢選手権
12月13日~23日にかけて金沢選手権が行われました。
〈1回戦〉VS:大川ビーバーズ
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 合計 |
大川 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
フレンズ | 3 | 2 | 0 | 2 | × | 7 |
1回戦の相手は大川ビーバーズ。今年は大会で対戦する機会も多く、お互いの戦い方は知り尽くしている為油断はできません。
初回、先攻大川の攻撃。2アウトから相手3番バッターの当たりはライト前へ、
ライト航弥の守備力であればライトゴロを狙えましたが、送球が逸れてしまい2塁まで進塁を許します。その後、2個のパスボールで1点を失います。その裏、フレンズの攻撃。先頭バッター太一の内野安打から絢一朗の内野安打、旭の犠牲フライで1アウト2塁3塁のチャンスを作ります。続く4番遥人はレフトへの2点タイムリーでキッチリと4番の使命を果たします。続く航弥の内野ゴロの間に1点を追加し3点を返し逆転に成功します。
2回表の大川の攻撃は3者凡退に抑え、その裏フレンズの攻撃。相手投手が制球に苦しむ間にノーヒットで2点を追加します。
4回裏、フレンズの攻撃。遥人のタイムリーとバッテリーミスで2点を追加しその後の大川の攻撃も無得点に抑え2回戦進出を決めました。
〈2回戦〉VS:エレファント
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合計 |
フレンズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 2 | 7 |
エレファント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2回戦の相手は、エレファント。練習試合でもお世話になっていますが油断できない相手です。
1回~3回の両者の攻撃は、お互いヒットが出るものの両投手の粘りの投球と、堅い守備で得点が奪えず緊迫した展開が続きます。
4回表、フレンズの攻撃。そろそろ得点を奪わないといやーな展開になってしまうと誰もが思っていましたが、3番からの好打順も2アウトとなり5番航弥の打席。1ボールからの2球目でした。思いっきり振り抜いた打球はレフト後方へ
・・・時間にするとほんの数秒の出来事だと思いますが、長い沈黙の時間を経てボールはネットを越えていきました。なんと航弥のフレンズ生活第1号の柵越ホームラン!フレンズとしても秋季大会の旭以来の第2号が飛び出しました。航弥の身体能力ではホームランの可能性は秘めていましたが、試合で打つにはそれ以上の実力と集中力や運そして思いきりのよさが必要な中、見事な一撃で1点を先制します。
5回表、フレンズの攻撃。先頭バッター倖太郎のバントヒットから、太一、旭、遥人の主軸にタイムリーが出て4点を追加します。
その間先発太一は安定した投球が続きエレファント打線を6回まで無得点に抑えます。
7回表、フレンズの攻撃。旭、遥人に再びタイムリーが出て2点を追加。その裏のエレファントの攻撃も無得点に抑え準決勝進出を決めました。
〈準決勝〉VS:横浜ブラックナイン
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 合計 |
フレンズ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ブッラック | 1 | 0 | 2 | 0 | × | 3 |
準決勝の相手は先日行われた秋季県大会で優勝し、最も勢いと実力のある最強軍団横浜ブラックナイン。苦戦が予想されますが優勝を目指すフレンズとっては避けては通れない相手。勝利へのポイントは相手に飲み込まれずに自分達の力を発揮することが出来るかにつきますが大変見ごたえのある試合となりました。
初回、先攻フレンズの攻撃。先頭太一は左中間へ2塁打で出塁。願ってもいない先制のチャンスを迎えます。しかし2番絢一朗は送りバントを決められずその後も打ち取られ無得点で終えてしまいます。その裏、ブラックの攻撃。先頭バッターを四球で出塁させてしまうと。次打者はショートゴロで打ち取ったものの2塁へ進塁したランナーを牽制しようとファースト遥人の投げた送球は、一瞬の油断から外野の後方まで転がっていきこの大一番では一番起こってはいけないミスで1点を先制されます。
2回表、フレンズの攻撃。1アウトから倖太郎の四球と迅太の内野安打で1アウト2塁3塁のチャンスを迎えると。9番洸樹の打席。粘った結果打球はレフトへの同点タイムリーその後相手送球にもミスが出て1点を追加。逆転に成功します。
3回裏、ブラックの攻撃。先頭バッターをヒットで出塁させると、1アウト満塁のピンチを迎えます。続く5番バッターの当たりはファースト前へのゴロ。打球は打ち取っていましたが弱い打球の間にサードランナーが生還。続くセカンドランナーの生還を阻止しようとした遥人のホームへの送球も悪送球となりこの1プレーで2点を奪われ再び逆転を許します。
その後お互いチャンスを作れずに時間的に最終回となった5回表、フレンズの攻撃。相手のエラーと2個の四球で1アウト満塁のチャンスを迎えますが、5番航弥、6番絹一朗が相手投手のチェンジアップにタイミングが合わずに連続三振。県大会王者に対してあと一歩のところまで追い詰めましたが準決勝敗退。今大会は3位入賞となりました。