送別大会

1月18日、六年生にとっては最後の大会となる送別大会が行われました。
開会式では今年度活躍した選手の表彰式も行われ、フレンズからは最優秀選手に遥人、優秀選手に太一、努力賞に航弥が選出されました。またホームラン賞として航弥、旭が表彰されました。

〈一回戦〉VS:横浜ブラックナイン

フレンズはシードの為、一回戦で勝利した横浜ブラックナインとの対戦です。先日の惜敗は記憶に新しいところですが、何とか強豪相手にリベンジを果たしたい。
１回表、フレンズの攻撃。先頭バッター太一は相手投手の立ち上がりに9球の球数を投げさせますが強振も三振。2番倖太郎、3番旭も倒れ三者凡退。その裏、ブラックの攻撃。今日のフレンズの内野守備陣はファースト遥人、セカンド旭、サード悠生、ショート倖太郎のいつもとはちょっぴり違う顔ぶれ。１番バッターの打球は太一のグローブをかすめショート倖太郎の前へ。ここで倖太郎は緊張からかボールを弾き出塁を許します。その後内野陣にミスが続きヒットも打たれ3点を許します。この時点でサード倖太郎、ショート悠生に交代。いつもとは違う雰囲気なのか悔いの残る失点が続きます。
2回表、フレンズの攻撃。1アウトから航弥が死球で出塁するも後続続かず無失点。その裏のブラックの攻撃は落ち着きを取り戻したか無失点で抑えます。
3回表、フレンズの攻撃。1アウトから洸樹、太一が連続四球で出塁すると、倖太郎は絶妙なバントを決めます。これがフィルダースチョイスを誘い1アウト満塁の大チャンス到来。続くバッターは旭。同点もしくは一発がでれば逆転の場面。しかし打った打球はファースト正面のライナー。倖太郎戻れずダブルプレーでチャンスを生かせません。その後4回、5回と1点を失い、6対0の劣勢な展開。
6回表、フレンズの攻撃。残り時間を考えるとこれが最後の攻撃になるかもしれないと頭をよぎります。先頭バッターは倖太郎、現役最後の打席はサードフライ。小柄で長打を望むことは出来ませんでしたが、ひょっとしたら最後の打席は長打への憧れから力んだかも。次は旭、5年生ですが主軸を担ってきました。やはり力んだかセンターフライで2アウト。次は遥人、7球粘りましたが現役最後の打席はセカンドゴロに倒れます。
その裏、ブラックの攻撃。子供たちは気づいていなかったかもしれませんが試合時間内に3つのアウトを取るのは厳しい状況。ならば守備の途中で終わっても最後のプレーまでしっかりと見届けたいと誰もが思っていたはず。
ノーアウト1塁。太一の投げた5球目を打った相手の打球。三塁間のゴロを倖太郎が捕球。その後セカンドの旭へ、そして旭はファーストの遥人へ。つないだボールはこのチームでは初めての５・４・３のダブルプレーが成立。今まで監督やコーチが気持ちを込めて何百球、何千球と打ったノックが1つの実を結んだところで、試合時間が終了しフレンズの平成26年度が終りました。
一喜一憂しながらも今まで一生懸命プレーし感動を与えてくれた六年生。優勝旗を取ることはできなかったけど平成26年度の瀬ヶ崎フレンズの背番号10、1、2、3は確かに君たちが誇りもって背負った番号でした。
倖太郎(主将背番号10、　3年生で入部):小柄でほとんどの下級生に身長では追い越されながらも、周りの仲間に助けられ主将を務めました。小技と走塁でチャンスを演出する役割に徹し、最後の試合でも1アウト1塁2塁から自らもセーフとなるバントを決めました。
太一(副主将背番号1、1年生で入部):最も長くフレンズのメンバーとして過ごし、最終学年ではエースとして一年間マウンドに立ちました。年度後半は他チームのエースと比べでも遜色ないピッチングを見せてくれました。バッターとしても大事な試合ではヒットを量産しました
航弥(背番号2、2年生で入部):この一年間での成長は目を見張るものがありました。安定したライトの守備は味方のピンチを何度も救い、ムードメーカーとして声を出し続けました。まさに努力賞は航弥にふさわしい受賞です。
遥人(背番号3、2年生で入部):二年間フレンズの4番バッターを任されました。大事な試合での得点の多くは遥人のバットから生まれました。プレッシャーもあったと思いますが、自分自身とも戦い続け、見事期待に応えたと言ってあげたい一年間でした。
今年一年間試合を見続け、思ったことを勝手ながらも言葉にしこのページを作らせていただきました。
自分自身の子供も選手ということもあり、私的な感情が全くなかったとは言い切れませんが、フレンズを見守っていただいた皆様。試合でお世話になった相手チームの皆様。審判団や各大会役員の皆様。ありがとうございました。
そして最後に六年生のみんな感動をありがとう。本当に楽しかったよ！