2014  夏季県大会
〈抽選会〉
7月5日、小田原の旭丘高校にて行われ、監督と共に6年生4人が出席しました。県大会は各地区より74チームが参加する為、抽選会も大きなイベントです。主将の倖太郎も最近は雰囲気に慣れたのかあまり緊張している様子はありませんでした。なんと言っても県大会の醍醐味は普段対戦できない他地区のチームとの対戦も楽しみの一つです。相手は西湘?厚木?横須賀?色々と想像していましたが、1回戦の相手は市少連春季大会でも初戦で対戦した旭区の強豪つくしソフトさんに決まりました。 

〈開会式〉
7月21日、晴天の下、酒匂川スポーツ広場に74チームが集結。入場行進では各チームが元気に行進しました。最後に入場してきたのは昨年優勝の山王ペガサス。決勝戦でフレンズに延長の末勝利し手に入れた優勝旗を持っての行進です。中村監督やN川コーチ、S木コーチも昨年の悔しさを思い出していたようです。ならば今年こそ持ち帰りましょうとK川コーチが言えるわけもなく無事開会式は終わりました。
 
〈1回戦〉VS:つくしソフト

チーム名 1 2 3 4 5 合計
フレンズ 0 0 0 2 1 3
つくし 1 0 0 0 0 1


1回戦の相手は、今年既に2回対戦しお互いを知り尽くしている旭区の強豪つくしソフトさん。市少連春季大会は勝利しましたが、紙一重の試合でした。ましてや前日の区民大会での不甲斐ない試合からどう切り替えていくかがポイントになりそうです。
初回、先攻フレンズの攻撃。先頭の絹一朗は三振に倒れ、倖太郎、太一も内野ゴロで三者凡退。県大会の緊張感が漂います。その裏のつくしの攻撃。三振と内野ゴロで簡単に2アウトを取り、次の3番バッターへの3球目でした。快心の当たりはライトの頭上をライナーで越えフェンスオーバーのホームラン。先制点を許してしまいました。2回表フレンズの攻撃。遥人、航弥、旭がまさかの連続三振で三者凡退。三回の攻撃も絢一朗、迅太、洸樹から快音は聞かれず3回終了でノーヒットの5三振。反撃の糸口が見えません。先発太一も2回、3回はきっちり抑え味方の援護を待ちます。
4回表フレンズの攻撃。1番からの好打順も先頭絹一朗はピッチャーフライに倒れ1アウト。この後ついに6年生がやってくれました!1アウトから倖太郎はセーフティバントでこの試合初ヒット。続く太一への2球目で盗塁成功し2塁へ進みます。次の3球目太一の放った打球はレフト線を破る3塁打で同点に追いつきます。続く4番遥人もレフトへの2塁打で2点目。6年生が意地を見せてくれました。5回の表フレンズの攻撃。リードしているものの1点差では何が起こるかわかりません。どうしても追加点が欲しい展開も、迅太、洸樹が倒れて2アウト。厳しい展開が続くのを覚悟したところ先頭に打順が戻って絹一朗。矢のような打球が外野を突き抜け3塁打。2アウトながらもチャンスを作ります。続くは倖太郎。先程は絶妙なバントで出塁しましたがここは打つしかありません。倖太郎は長いスランプに陥りしばらくクリーンヒットは打っておらず、キャッチャーからサードにコンバート(絹一朗と入れ替わり)されたばかり。
主将としてなんとかプレーでチームを引っ張ってもらいたいところ、4球目に打った打球はセンター前へ。貴重な追加点をあげます。
時間的に最終回の5回裏つくしの攻撃。先頭打者を四球で出塁させてしまいます。ここはチームというよりも太一に踏ん張ってもらいたい。その後太一は連続三振を取り2アウト。次打者もショートゴロに打ち取り試合終了。2回戦進出を決めました。

 

〈2回戦〉VS:大塚台パンサーズ

チーム名 1 2 3 4 5 合計
フレンズ 0 0 1 0 0 1
パンサーズ 1 0 3 0 × 4

 

2回戦の相手は、横須賀の強豪大塚台パンサーズ。今春の横須賀教育リーグで対戦していますが完敗しています。
初回、先攻フレンズの攻撃。何とか先制点を取りたいところでしたが、四球でランナーを出すものの無得点。その裏パンサーズの攻撃。2アウトを取ったところで3番打者の打球はセンターへの飛球。洸樹が追いついたもののグローブからボールがこぼれ落ち2塁へ出塁を許します。続く4番打者の打球はサードへの強い当たり。倖太郎が止められず先制点を許してしまいます。
2回の表フレンズの攻撃。絢一朗がヒットで出塁するも無得点。その裏のパンサーズの攻撃はヒットを1本打たれるものの無得点に抑えます。次に1点をどちらが取るかで試合の展開は変わってきます。
3回の表フレンズの攻撃。1アウトから倖太郎が内野安打で出塁し、続く太一への2球目で盗塁成功。そして粘った結果6球目、太一が放った打球はセンターを超えるタイムリー2塁打で同点。またしても6年生がやってくれました!太一の塁上でのガッツポーズは最高でした!その後太一はワイルドピッチで3塁へ。4番遥人に期待がかかったところ5球目でした。相手ピッチャーの投げたボールは遥人の頭部を直撃しデットボール。しかし遥人は気合で1塁へ向かいました。2アウト1塁3塁のチャンスで同じく6年生の航弥の打席。一気に逆転を狙いたいところでしたがショートゴロに倒れ同点で攻撃を終えます。
3回の裏パンサーズの攻撃。1番バッターからの好打順でありますが、ここをきっちり押さえれば流れはフレンズにやって来るはず。しかし四球で出塁させてしまいます。続く2番打者の時にワイルドピッチで2塁へ進めてしまいます。打者は三振にしとめるものの、次の3番打者の打球はレフト前へ。またしても1点リードされてしまいます。その後も四球とワイルドピッチが続き一気にこの回3点を失いました。4回は共に無得点で、時間的に5回の最終回を迎えます。先頭の9番洸樹はセーフティバントを試みるも間一髪アウト。絹一朗も倒れ2アウトで倖太郎を迎えます。何とか上位打線に繋ぎたいところでしたが、ピッチャーゴロに倒れゲームセット。2回戦敗退となりました。

 

【県大会講評】
今年の夏の県大会は2回戦敗退でしたが選手は頑張りました。この大会すべての打点は6年生のバットから生まれました。守備位置のコンバートがあった倖太郎、絹一朗、絢一朗、旭もよく守りました。区民大会で力を発揮できず悔しい思いをしましたが、この大会は選手一人一人を褒めてあげたいです。今までで試合後に一番ユニフォームが汚れていたのもこの大会でした。
去年に比べれば少し早い夏の終わりでしたが、最高の試合を見せてくれた選手と最高の応援をしてくれた方々に感謝します。ありがとうございました!!

2023.1.6

予定表更新

 

 

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